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Channel: ぽんRev!! 個人的備忘録

Rammyで書き込みできるFlashROMの確認

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FlashROMの整理をしていて、メガドライブ(&Sweet Rammy)で書き込めそうなデバイスをテストしてみた。

PICT8205

AT49F002NT - OK

MX29F002NT - OK

上の組み合わせで書き込みテストして問題なく書き込めました。

読み込み後のデータチェックもOK。

PICT8207

SST39SF040 - OK

39シリーズは消去が早いのか?

一瞬で消去が終了し、書き込み&読み込み後のチェックも問題なし。

PICT8208ee011

AM29F010 - OK

W29EE011 - bad

EEシリーズはダメっぽいですね。

AM29F010(odd側)をOKにしたのは、ヘッダ表示の判断です。

って事で、29F、49Fの他に39Fも使えそうな感じですね。

.

で、FlashROMに関連して、Flashカートリッジ作ったりするのに何かと相性が良く使い勝手の良いAM29F040B(DIP)ですが、どうやらRSでも入手不可能になったようです。

rs040b

先日(5月15日)追加でレール4本頼んでおこうか、と思ったらキャンセルされました。

ので、日本国内での入手は更に困難になった模様。

まだ海外で取り扱ってるところはあるので購入は可能なんですが、送料考えるとちょっと割高になるかもしれない。

で、代替品で適当な物を考えると、RSで扱ってるAMICのA29040Bがありますが・・・

コマンドアドレスもA0~A10でAM29F040Bと比べて大差無さそうですが、ある方(了解取ってないので一応伏せます)の情報によると、ファミコンでは電源投入後に一度リセットしないと起動しないことがある、とのことです。

理由はわかりません。

CHR側で使うならさほど問題ないかもしれませんね。

書き込みに関しては、RammyでもKazzoでも問題ないと思われます(未確認、購入予定無し)。

A29040Bはどなたか人柱さんに任せるとして、私は違うもので試してみようと思ってます。

・・・一つ部品が店で買えないんだけどもw

予想通りなら金額もAMIC29040Bぐらいでいけるはず。

どうかな~

【追記】

PICT8209ee020

SST29EE020 - bad

AM29F002NBB - OK

やっぱりEEシリーズは、消去は正常に終了しているけど書き込みがダメでした。

AM29F002NBB(even側)をOKにしたのは、ヘッダ表示の判断です。

【追記2】

そういえば29Cシリーズを忘れてたので一応。

PICT821129cbad

W29C020c - bad

コチラもEEシリーズと同じく消去はできるけど書き込みはダメでした。

AT29C020もあるけど結果は同じはずだから、あえて試してません。

*Sweet Rammyは元々29F&49Fシリーズが書き込みできる仕様です


モビロンバンドinディスクシステム、1年経過

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ディスクシステムにモビロンバンドを装着して1年経過しました。

1年前の記事

結果、

PICT8210

PICT8188PICT8187

上写真のFDS本体は1台使い回してます(ぉ)が、後から出てきた2台足した計9台、折径90mm(緑、黄)&折径100mm(青、3mmに分割)共に全て正常に動作しました。

ってことで、最低でも1年は余裕で使えるという事がわかったので、MB-9033の50g(約230本)入りを購入した人は230年ぐらい安心して遊べる事になりました。

日清紡ケミカルさんでは現在90mm扱ってないので、100mmしか選択筋ないかな?

1年経過記念として限定販売とかしてくれると喜ばれるかもですね>ケミカルさん(見てないと思うけどw)

.

モビロンバンドFDS本体の動作確認序に。

7、8年前に任天堂公式なオリジナルベルト取り付けたディスクシステム本体&ツインファミコンも無事動作しました。

保管方法に依存しそうだけど、こっちはどれぐらい持つのかな。

TSOPtoDIP変換基板2種

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以前からウチにあったMX29F800と、AM29F040Bの代替品のために作った、ただのTSOPtoDIPの変換基板です。

PICT8233

いろんな部品販売サイトで変換基板売ってるけど、通常のDIP(600mil)仕様への変換基板ってあまり見ないんですよね。

幅が妙に広かったり、四角だったり・・・

個人的には通常のDIPタイプへの変換のが便利だから作っておいた。

TSOP48toDIP基板が白なのは、どんな感じになるのか見たかっただけw

黒のシルク印刷はぼやけるし剥がれやすいっぽいな。

PICT8222

基本、29F800ベースで作ってあって、市販されてるROMライタ(TOP2049など)では44pinのまま使います。

PICT8248

メガドライブ+Sweet Rammyで読み書きする場合、上写真で言う左2pinを切断して使う。

(別に切らなくても使えるけども)

基板的にはJEDECStandardsTSOP-64MbitのFlashROMまで対応してます。

んが、作ってから気が付いたんだけど、この白バージョンはランドパターンの位置が変だったり、意味無いところも(^-^;

なんでこんなパターンにしたんだろ~、みたいなw

この白基板はMX29F800で全て使いきれるので、次期ver.では修正する。

tsop42todip

↑修正版

因みに42pin状態では27C322などと同じピンアサイン(/WE、/RESETはランドパターン)で使えるようになります。

PICT8230

アイテムラボで扱ってる変換基板用のピンを使うと、通常のROMとほぼ同じ高さになるので、ケースの加工などせずにスッキリ収めることができます。

ピンは抵抗などで余ったスズメッキ線を使えば安上がりだね。

あ、よく見るピンヘッダは穴径的に使えませんw

PICT8246

TSOP32toDIP変換基板は、秋月電子で扱ってるMX29F040TC(4Mbit)をファミコンで使いやすくするために製作。

このFlashROMはコマンドアドレスA10-A0なので、Kazzo(開発者:na6koさん)で使うのにいいんじゃないかなぁ、と。

で、テストしてみた結果、マッパー0、3、4(MMC3)でPRG&CHR共に正常に書き込み、実機で起動することを確認できました(^-^)

Anago-GUI(anago-wx.exe)での書き込むデバイスの選択はAM29F040Bのままでも書き込みできますが、デバイス名を表示させたい場合、同フォルダ内にあるflashdevice.nutへ追記すればOKです。

29f040

上画像ではerase_waitを1000にしてあるけど、8000のままでもいいです。

ってことで、AM29F040B-DIPの代替品としては使えるのではないかな、と。

これ書いた後、マッパー1、2の動作確認(製作)をするつもりw

【追記】

マッパー2も問題なく書き込み、起動確認できました(^-^)

PICT8250

↑これは屋根裏部屋(仮タイトル)ができた時のプレゼント用にします。

マッパー1(MMC1、CHR-RAM)も正常動作確認

PICT8251

気が向いたらMMC1(CHR-ROM)とMMC5も試してみます。

---------

PICT8241

コチラもアイテムラボのピンを使えば高さは問題なく、ケース加工など要らずスッキリと収められます。

PICT8234

因みにこのMX29F040、予想通りだけどSweet Rammyでも問題なく書き込みできます。

上の写真見るとわかるけど、基板の横幅はピンホールギリギリまで削ってしまってもいいかもしれないね。

PICT8238

ただの変換基板だけど、DIP(600mil)でピンアサイン互換だとやっぱり使いやすいです(笑

作れる人は是非、作れない人は・・・以前からちょっと考えてるんだけど、このブログ(orヤフオクも)で配布(頒布?)することを考えてます。

ココでやるなら「屋根裏部屋」みたいなタイトルにして、カテゴリとしては、あげます、交換、配布、売ります、で分けて都度アップしていこうかな、と。

・・・タイトルは私の部屋がそんな感じなトコなので(笑

(予定なので未定です)

いろいろ要らないものもあって処分したいもの沢山あるしねー

RammyPCBやGBCFlasher、FlashROM、ファミコン互換機やジャンク品など、とにかくいろいろw

Flashカートリッジも法律に抵触しないレベルで流せると思いますし~

ってことで、もし屋根裏部屋作ったらご利用くださいませ。

ぶっちゃけ、部屋が無くてもコメントやメールフォームでご連絡いただければ対応できるものはしますので、必要であればコンタクトしてくださいませ(笑

.

今後の製作予定?

unknownpcb1

こんなのとか、

unknownpcb2

こんなの。

あくまで予定~

・・・趣味ですw

屋根裏部屋、Coming soon...?

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左にデカイ画像があるのでお気づきの人もいるかと思いますが、先日書いた屋根裏部屋、blogだと見にくいかなぁってのと、昔作ったアカウントでHP作れるのを忘れてたから、ソッチでやってみようかな、と。

屋根裏部屋

まだindexだけで何もありませんし、使い勝手の問題でどうなるかわかりません。

因みにアドレス末尾は若かりしころ(?)に作った名残りですw

ここはcgi使えないので、残念ながらカートシステムとか凝った事できないから、タイムラグ発生したり、メールでの直接取り引きになると思います。

.

それと、先日から2度3度書いてるAM29F040B-DIPパッケージ、昨夜から某所とコンタクトして、先ほど100個確保が確定しました。

一応新品だけど、レールだと半端になるし荷物がデカクなるから、バラで届くかも?

おそらく今月中には届くかなぁ、な予感。

型番はAM29F040B-90PCになります。

折角なのでこれは屋根裏部屋(売り)へ・・・

単価は送料の関係でRS4レール購入時の単価(約340円)より若干高い400円になってしまいましたが、もし欲しい方がいましたら部屋関係なくご連絡くださいませ。

場合によってはまだ追加も可能だけど・・・100個もあれば手元に残るかしら(^-^;

ってことで。

.

【追記】

上の内容とは関係ないけど、ちょっとコメントで気になったことがあったから調べてみた。

FlashROMはセクタプロテクト掛けられるものもあって、消去が正常に通ってもプログラムできない領域があったりします。

PCのマザボで使われてたものはよっぽど掛けられてないと思うけど、企業落ちだと遭遇するかもしれないです。

で、AM29F040Bの仕様を見たらやっぱりプロテクトできるみたい。

プロテクト解除するには専用の高価な機械が必要だったりします。

試しにTOP2005+で見たところ、どうもTOPシリーズではできない様子。

willem040

で、Willemのクライアント見ると・・・できるっぽい?

因みに、以前MX29F002のプロテクト掛けられたものがあったんですが、上のクライアント使って解除できました。

PICT8260

あ、WillemっていうとWillem EPROM Writerのことなんですが、FlashROMに特化(別アダプタで同等)したEZoFlash(上写真のもの)というものも存在します。

どちらもパラレル接続なので最近のPCでは使用不可ですがw

EZoFlashはWillemEPROMWriterよりもWinXPと相性が良く安定してるので、根気のある人は作っておくと便利かも。

AM29F032はもちろん、シリアルEEPROMや、書き込みに12V印加必要な28F系も普通に対応してます。

ただし、パラレル(笑

PICT8262

FlashWriter序に、手のひらサイズの簡易FlashROMWriter、FLProgLiteです。

コチラはUSB接続で、29F系(5V)、29LV系(3.3V)の書き込みが可能。

使うデバイスが限られてるけどお手軽です。

・・・って余談が多すぎたw

というか追記じゃなくて新規で書くべき・・・ま、いっか

あの人からの贈り物

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今日会社から帰宅後、一つの荷物が。

頼んでいたAM29F040B-DIPがもう届いたのか?と思いきや・・・

PICT8273

あやすけさんがGB BOY(123)を送ってくれたのでした(^-^)

先回に引き続き不意打ちを見事に喰らいました(笑

このブツに関してはあやすけさんが分解までして説明してくれてるので、ここでは特に書くことは無いですね(笑

PICT8270

大きさ的には初代GB>GB BOY>GBCな感じで、画面に関しては私が見てもバックライトに見えます。

画面横幅が1.2割マシぐらい広いのが少し気になりますが、発色がとても綺麗なのでとても見やすいですね。

GB BOYだけで遊んでいれば横幅はさほど気にならなくなるかも?

で、偶々なのですが、私は最近寝る時にGBSPでドラクエⅠ&Ⅱをやってまして、Ⅰは随分前にクリアし、昨夜Ⅱの最終ボス、シドーに一度やられたところでして。

何気にタイミングバッチリ!って事で、記念にこのGB BOYでクリアすることにしました(笑

PICT8271

今回は裏業とか一切使わず、延々と地道にレベル上げしていって普通にクリアしました。

・・・ノタノタしてたらいつの間にかLV40まで行っちゃってましたがw

一応、自作Flashカートリッジのテストも兼ねてたので、DQ12のオリジナルカートは保存で(ぉ

余談だけど、DQ12はSRAMを1024Mbitにすると上手くセーブできないのね・・・自分で作って初めて知ったw

と、話をGB BOYに戻して・・・

音に関してはモノラルで、音量最大にするとオリジナルより若干ノイズ入るかなぁ、な感じ。

起動ロゴは違うけど、起動音はオリジナルと同じに聞こえます(笑

そんなとこで、GBのパチモノは初めて手にしたけど、なかなか良い感じです。

何より画面が綺麗なのがやっぱり良いですね。

あやすけさんが書いておられるように、オリジナルのバックライト化改造をやれたら最高なんだろうなぁ(笑

機会があれば是非やってみたいところ。

というわけで、あやすけさん、貴重なものを頂きありがとうございましたm(_ _)m

・・・負けじとゲリラ発送考えておきますw

AM29F040B-90PD、100個届いた

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予想より全然早かったですね(笑

PICT8277

当初の予定ではAM29F040B-90PCだったんですが、届いたのはAM29F040B-90PDでしたw

どっちかっていうとPDのが鉛フリー(Pb-free、

製造工程で使用するはんだを全て鉛フリー化したもの)製品なので、気持ち安心できるものになった(笑

使用上は同じなので、大した特ではないですが。

am29f040_100

で、一応チェックで問題なし。

といったとこで、ちゃんとしたものが届いて一安心。

ちょっと心配してたのよね~

メガドライブ用16MbitFlashカセット作った

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Sweet Rammy用のFlashカセットです。

ある方から16Mbitカセットも作れるか?と聞かれ、作れるよ~と言った手前、実際に作った事が無かったからSRAM付きカセットで作ってみた。

PICT8287

29F800×2個仕様だとRammyROMをver.10限定にしないといけないから、29F080×2個仕様で。

ゲームボーイFlashカート用で作ったTSOP40変換基板に載せると2枚でピッタリですね。

因みに使ったカセットはシャイニングフォースⅡで、ランドストーカーと同じ。

容量もこの基板MAXだから、無駄が無いです。

一応上の2タイトル書き込み&読み込みしたけど問題はありませんでした。

ぶっちゃけ配線がちょっとメンドイので、できれば29F160系1枚で作りたいところだけど、手元に5V仕様のFlashROMが無いw

32Mも5V仕様がないなぁ。

ってことで、レギュレータ載せて32Mが問題なく動くかどうかもテストするつもりです。

(SRAM搭載基板は無理かな)

でも、ある程度簡単に取り付けるのに必要な1/6の100Ω抵抗がないから、部品調達できてからですね。

【追記】

コメントで名前出てきたので、何となくスーパーストリートファイター2-ザ・ニューチャレンジャーズのPCB画像を。

PICT8288PICT8292

あ、海外版ですが、国内も同じなのかと。

ジャンパ設定など、全く調べてませんw

Slot Rammyとバーチャレーシングの関係

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先のコメントでSlot Rammy(Nekojirou Kumakumaさん命名)にバーチャレーシング付けて吸い出すとデータ化けする、という情報を頂き、早々に私もテストしてみました。

先のコメにも書いたけど、結果を記事として上げておきます。

【修正】

初期テストではデータ化けしましたが、吸い出す前にSVPのリセットをする事で正常なデータが出てくることを確認できたので修正しておきます。

PICT8306

YoGirlさんのコメントから察するに、SVPをリセットできれば何とかなるんじゃ?と思って試してみたらできたw

バーチャレーシング-SVP(Sega Virtua Processor)搭載カセットをSlot Rammy(/CE切り替え方式カセット)で吸い出す場合、通常の吸い出しコマンドの前に、SVPをリセットすれば正常なデータが出てきます。

srvr

上の画像のように、アドレス0xA15000に2Byte(FFFFh)書き込むことでSVPがリセットされ、その後は普通に読み込めばOK。

.

PICT8303

Genesis版ですが、SEGA公認で市販された中で最大容量(40Mbit)を使用しているスーパーストリートファイター・ザ・ニューチャレンジ、一応マッパーコントローラチップ載ってますが、コチラは正常なデータが得られました。

.

PICT8302

次、配線が延長される事が原因か?という事で、ソニック&ナックルズ+ソニック3(計32Mbit)で試しましたが、コチラも正常なデータが出てきました。

ROMデバイスの多さ、全配線長の長さは一番だよね(笑

.

PICT8305

って事で、おそらくバーチャレーシングで使用されてるカスタムチップ、セガバーチャプロセッサー(SVP)が曲者な感じです。

延長なのか電源系なのか、もしくは両方なのか、データ化けする原因は定かではないですが、このカセットの動作条件が結構シビアな事は間違いないようですね。

って事で・・・バーチャレーシングをSweet Rammyで吸い出す場合は、とりあえずHALTスイッチで対処してくださいってことで(^-^;

上で修正した通り解決しました(^-^)


Slot Rammyでバーチャレーシング、解決したw

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先日書いた、Slot Rammyでバーチャレーシングを吸い出すとデータ化けする、の件。

今日、VRと全然関係ないBadApple64Mカセットが作れるかテストするためにPCBを用意してた時にふと気が付いた。

もしかしたらSVPリセットできればいいんじゃ?と。

で、調べたところ、どうもSVPは0xA15000にマッピングされるようで、ここに2Byte(1wordかw)データ「FFFFh」を書き込むとリセットされるようです。

srvr

ってことで、Slot RammyからVRに切り替え後、ROMデータを読み込む前に上画像のように書き込むアドレスセットしてFFFFh書き込んでからリードすれば正常なデータが出てきます、ということで。

PICT8306

前の記事も修正しておきました。

・・・画像も全く同じものを貼っておいた(ぉ

とりあえずコマンドは一つ増えるけど、これだけで正常にデータ得られるなら問題ないよねw

弄る事は無いだろうけど、SVPの弄り方も1%ぐらいわかったから結果オーライってことで(笑

PLCCタイプの変換基板も考えてみた

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TSOPタイプの変換基板は以前作りましたが、PLCCタイプの変換基板も作れないかなぁ、と。

PICT8313

PLCC32pinデバイスは今でもそれなりに入手できるんだけど、ピンの形状が「J」だから、普通に扱う事考えるとアダプタ使用前提な工作になってしまう。

でもアダプタ作ると、PLCCソケット自体が厚い(薄いのもあるけど)のと、必然的に横幅が大きくなるから、ファミコンやメガドラのケース内に収めようと考えた場合使えないんですよね。

だから、強引にUEW線など使ってピンに直接はんだ付け、とかせざるを得ないわけで。

ので、何とかもう少し簡単に扱えるようにDIP(600mil)化できないかなぁ・・・と、考えて行き着いたのが下の形。

PICT8311

PLCC32ピンをDIP600milだと結構横幅の隙間が無いw

「J」のままでははんだ付けしにくいし、ピンを基板と水平に曲げたくても2面は無理だから、4面とも垂直に伸ばして挿すタイプにしてみました。

PICT8314

ピンを伸ばすと上の感じになる。

PICT8316

で、FlashROM載せると上の感じに。

作る前から寸法チェックしてたからわかってた事なんだけど、PLCCパッケージ自体の厚さがあるから、アイテムラボのピン使ってもファミコンだとケース内側に若干当たる(^-^;

メガドライブのカセットだと内側とツラツラで納まるっぽいw

PICT8318

ので、ファミコンで使う場合は抵抗などで余ったすずメッキ線使って少し低くなるようにすれば問題ない。

因みに基板厚は0.8mmで、FlashROM挿すと基板にピッタリ合わさる。

FlashROMのピンを伸ばす作業は必要だけど、UEW線を引き回すよりは楽になったかな(笑

DIP使用なPCBベースでPLCCデバイス使う場合は重宝できそうな感じ~

やっと電源一つ直せたよ・・・

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ず~っとX680x0弄ってます。

ちょっと疲れたので、気分転換で今後直す人の参考になる(?)かもしれないことを少しだけ。

PICT8323

平日は殆ど時間がとれず、1日1時間程度~2時間ぐらい、とりあえず電源外しながら基板チェックして・・・と繰り返し、何とか先週末ぐらいには全部の電源取り外し完了し、ACEのNi-Cdバッテリーだけは取り除いておいた。

・・あ、初代はメンドイからとりあえず触らず放置の方向で(ぉ

030の面実装コンデンサがほぼ全てといって良いほど液漏れで半死してるから、まず最初にココから手を付けようか、と思っていたけど、とりあえず手始めに一つ電源修理して復活させて気合入れとくか、と思い電源を先に。

比較的ダメージの少ない電源を選び、基板洗浄して、コンデンサを全て交換。

トランスと2SC2333を重点に、ツェナーダイオード等が壊れていない事を確認し、とりあえず電源ON・・・コネクタの電圧計るとそれなりにいい数値が出ている・・・と思いきや、メインの+5Vが安定しなくて、徐々に電圧が上昇していく(^-^;

6.3Vぐらいまでテスターで確認し、その後は爆発が怖かったから電源OFFにしていったん終了。

+5Vsb(Vcc2)がこの状態になると、最悪2SC2333が爆発(割れる)して、トランス2(T2)まで逝かれてしまうそうです(怖

今回はメインの+5Vだからトランス1のほうになるね。

で、ベタなところで何も調べずフォトカプラや2SC1815を交換してみたんだけど症状変わらず、仕方が無いから回路歩って関係ありそうな抵抗を調べたところ、2個(R59、R97)死んでました・・・

PICT8327

抵抗値計っても全く無反応(-_-;

運良く完全ジャンクにしていた電源基板の抵抗が生きてたから交換して、ようやく+5Vが安定して出るようになった。

因みに、他にも計ったところ、+5Vsbのとこも1個(R39)が死んでた。

昨日から1日程度動かしっぱなしにしてるけど、それぞれ下記の電圧で安定してます。

(EXPART(2)、SUPER、XVI、030用コネクタ)

1+5V(MAIN)5.05V
2GND-
3+12V12.06V
4-12V-11.92V
5+5Vsb(Vcc2)5.04V
6PC1.29V

.

とりあえずこの電源はこのまま様子を見るつもり。

ホントはダイオードとか現在も購入できる部品は全部交換とかしたほうが良いのかもしれないけど、売りに出すわけじゃないし、使える部品は使っていこうかな、と。

PICT8339

一時的にフォトカプラも新品に交換したけど、生きてるので元に戻しました(笑

オクで出てたりするようなフルメンテってなわけにはいかないけど、とりあえず直ったので良かった。

因みに、今回必要なコンデンサの金額がどれぐらいなのか調べたところ、「コンデンサ(13個)だけ」だと1,000円程度で購入できますね。

フォトカプラ、ツェナーダイオード、レギュレータ等入れると、電源1台に付き1,500円ぐらいでいけるんではないでしょうか。

ただし、基板洗浄でフラックスクリーナーとか使うと1本1,500円前後するので・・・新たに修理にトライすると、最低でも3,000円ぐらいは必要かな。

拘らなければ割り切ってATX電源使用を考えたほうが楽ですw

ぶっちゃけ今私がメインで使ってるXVIはATX電源だったりします(笑

そんなトコで、各端子の電圧と、部品代の参考にでもなれば。

さ~て、ノッたところで030のコンデンサ外しながらリスト作って準備するぞ~

.

の前に、依頼受けてることやらないとね(^-^;

該当する方、少々お待ちを~

X68030本体のコンデンサリスト

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ネット上で簡単に見つからなかったから参考までにアップしておきます。

・耐熱は全て105℃品推奨

・VIDEO基板の3個(470uF×3)を除き、全て面実装タイプ

.

VIDEO基板:8個

No.容量(uF)耐圧(V)サイズ(概寸)
C4011006.3φ6.3×5.4mm
C405
C409
C410
C411  
C4024706.3φ8.2×11mm
C403
C404

*470uFはラジアルタイプ

.

I/O基板:4個

No.容量(uF)耐圧(V)サイズ(概寸)
C501476.3φ5×5.4mm
C503   
C5054716φ6.3×5.4mm
C507   

.

メイン基板:11個

No.容量(uF)耐圧(V)サイズ(概寸)
C31006.3φ6.3×5.4mm
C15
C24   
C410016φ8×6.2mm
C6   
C90.4750φ4×5.4mm
C173306.3φ8×6.2mm
C18
C33
C34   
C37476.3φ5×5.4mm

.

コントロール基板(下基板):37個

No.容量(uF)耐圧(V)サイズ(概寸)
C2184.725φ4×5.4mm
C219
C227
C229
C236
C237
C241
C252   
C2384716φ6.3×5.4mm
C239
C250   
C2070.4750φ4×5.4mm
C208
C244
C256
C257   
C2091006.3φ6.3×5.4mm
C210
C213
C215
C217
C221
C231
C251
C255   
C22510016φ8×6.2mm
C235
C240
C253
C254
C258   
C201150φ4×5.4mm
C259
C262   
C2663306.3φ8×6.2mm
C2331016φ4×5.4mm
C203226.3φ4×5.4mm

.

.

使用コンデンサ別リスト

容量(uF)耐圧(V)サイズ(概寸)必要数(個)
0.4750φ4×5.4mm6
150φ4×5.4mm3
4.725φ4×5.4mm8
1016φ4×5.4mm1
226.3φ4×5.4mm1
476.3φ5×5.4mm3
4716φ6.3×5.4mm5
1006.3φ6.3×5.4mm17
10016φ8×6.2mm8
3306.3φ8×6.2mm5
4706.3φ8.2×11mm(ラジアル)3

合計60個(FDDユニット除く)

RSで全て揃える場合「単価計算で」約2,000円

ただし、最低ロット数縛りがあるから、1台分のみ買おうとすると割高になる

(4、5台分買えば+@ぐらい)

.

PICT8347

X68030 Inside/Outに添付されてる回路図を参考に、実際の基板と見比べながら確認したから、私の記載ミスが無ければ合ってるはず。

上に写ってる2冊を揃えておくと必要な回路図全て載ってるから、カスタムチップさえ壊れてなければ絶対に直せる・・・かな?

電源は勿論、メモリボードの回路図も載ってるから、「特に」これからX68kシリーズ触っていこうと思ってる人は必須のバイブルです。

って書いたところで、本自体も少ないし部品も入手困難なもの沢山あるな・・・

ファミコン最新作、キラキラスターナイト

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RIKIさんから了承頂けたので、安心して写真をアップ(笑

今まで密かに(?)一番下にポツンと上げてあった写真ですw

*おそらくちょこまかと追記していく予定かも

PICT8361

PICT8370 注!)上のカセットは売り物ではありません

ban_riki2riki RIKIさんのホームページban_kirakiraキラスタ公式ページ

既に知名度高いのであえて紹介するまでも無いと思いますが、ファミコンの最新作、キラキラスターナイトです。

私はコミケ行けなかったから、今月16日に届きました(^-^)

欲しい人は在庫があるうちに購入しておきましょう。

次は無い?と思ってしまう予感w

あ、購入先はRIKIさんとこで確認を。

ほんとはケースまで作りたかったけど、連休が18日までってこともあり、とりあえずカセットラベルまでで終わってしまいました・・・

で、今現在ファミコンのカセット作れる環境のある人たちは自作して実機で快適プレイできるわけですが、今から環境整えたりとか、なかなか簡単にできない方もいますよね。

そういった方はどうするか?ですが、少し前にRIKIさんのホームページにチラッと書いてありましたが、カセットの製作企画もあるそうなのでそちらを期待しましょう。

私感ですが、今回お返事頂けた内容から察するに、出るでしょう!

・・・と思います(笑

あくまで私が文面から感じ取った意見ですから、鵜呑みにはしないでください(ぉ

RIKIさんにも言いましたが、もし出たら私は買いますw

やっぱ自作とオリジナルでは価値が全く違いますからね~

ってことで、実機プレイしたい人はパーフェクトブック買って期待して待ちましょう。

これ書いてる現在、秋葉原のコミックZINさんってとこで試遊台があるそうです。

PICT8366

因みに、現在の私のプレイレベルは、レベル2のステージ4までです(^-^;

いや、これはまだパターン覚えてないからであって、多分もっといけるハズよ~

MD セガ ゲーム図書館のカセット

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カセットだけ入手できた。

中に何が入ってるか見てみたかったんだけど・・・

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上は見やすいようにエミュ画像だけど、実機でもモデム無いと起動すらしないのね・・・orz

どんな感じでデータが保存されてるのか、カセット分解してみると、

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あら・・・読み書きできるデバイスはEEPROM(24C01)しか載っていない・・・

128Byteでは当然通信して得たゲームデータを保存しておけるわけも無く。

結局データはモデム内の記憶デバイスに全て保存されるってことなのかな。

ん~・・・使えないねぇ・・・

一応、ROMデータを確認してみた結果、

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ROMの名前は無いですね。

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EEPROMの読み書きは問題無しでした。

プロ○。クトE○GのアプリからROMを取り出せるか?

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ちょっと気になったのでやってみたけど、こんなこともできるのねぇ、ぐらいに。

もし今現在も同じようなやり方が通用しちゃうと、タマゴが割れてしまう(?)ので、参考程度に。

現在ネット販売してるものは対策しているハズだ、と思いたいが・・・アプリ動いてる時は丸裸だろうからなぁ・・・

気になるけども、気にせず、とりあえず。

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今更ですが、両方初回限定版&書籍付きで各500円だったから購入してきた。

昔からイースは好き(いや、昔のイースが好き、だなw)で、上のものは発売当時に新品で買っていてまだ未開封で保存してあるんだけど、当然未開封だから遊んでいない(ぉ

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開封してみると・・・あら、フェルガナの方は中身は全てビニール付いたままの未使用だった(笑

これ買った人も保存してたみたいねw

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ナピシュテムのほうは開封されていたけどケースなどにもキズも無く、とっても几帳面な人が持ってたのかな。

と、それはいいとして、本題。

ナピシュテムのほうには、初回特典「イース大全集」

といって、過去のイース1~5まで入ったCDがバンドルされてます。

1~3がPC-8801版、4と5がSFC版。

で、何となく、ROM取り出せる(=実機で遊べる)のかなぁ、って思って。

別段全てプレミア物ではないから取り出せなくてもいいんだけど、もしかしたら現在プロ○。クトE○G販売物も同じなのかもかなぁ?と興味がでてきて・・・やってみた。

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インストすると、各タイトルごとにフォルダが作られ、実行ファイルが一つだけ入ってます。

この実行ファイルをダンプすると、当然ながらプロテクトなり独自圧縮されてるので、このままでは解析しない限りROMは取り出せません。

では、どうするか?ですが、今回は、「実行中のメモリをダンプして取り出す」方法を。

WiiRDやGCNrdと同じ感じのやり方です。

使うツールはWin(DOS窓)用で、天下のマイクロソフト製「User Mode Process Dumper Version 8.1」です。

どこぞの知らない人が作った怪しいツールではなく、PC使ってて知らない人はいないであろう、超有名WindowsOSを作ってるあのマイクロソフトのツールなので、多分安心して大丈夫かと思います(笑

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普通にインストすると上のフォルダ構成になると思うので、まずsetup.exeを実行してツールを使える状態にしておきます。

次に、メモリダンプしたいアプリ、ここでは試しにイース5を立ち上げて、上画像にあるuserdump.exeがあるフォルダがカレントになる状態でDOS窓を開きます。

したら、コマンドプロンプトが出てる状態で、「userdump -p」と入力してEnterキーを。

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すると、左にプロセスID(使用状況により毎回変わります)、右にそのプロセスファイル名がズラッと表示されます。

イース5のIDは3604と確認できるので、そのメモリ内容をダンプし、ファイルに保存します。

保存ファイル名は適当でよいですが、ここでは「userdump 3604 ys5.dmp」と入力、実行します。

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少し待つと、ファイルサイズが200Mとちょっと大き目のファイルが作成されます。

(サイズはアプリの内容によって異なる)

ここまでできたらYS5のアプリは必要無いので閉じても良いです。

次、バイナリエディタでダンプしたys5.dmpを開き、ROMの位置を検索しますが、検索文字のアタリをつけるのに、ヤフオクなどの画像を利用して、ソフトのIDを見つけます。

すると、SHVC-AYVJ-JPNとわかるので、AYVJで検索。

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見つかりました。

更にネットで調べると、イース5はLoROMの3MByteとわかる。

LoROMのヘッダーは0x7FC0、上画像ではYs5の箇所(0x030BD69A)、ココから0x7FC0マイナスしたところ、0x030B56DAがROMの先頭とわかる。

ここから3MByte分切り出せば、イース5のROMファイルを取り出せる、ってことに。

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BABさん作のROMチェッカーでチェックして問題なく取り出せたことを確認しました。

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スーファミ実機セットして写真撮るのメンドイからエミュで動作確認をw

因みに、1~3のPC-8801版は?ですが、

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一応、ディスクのデータは生な状態で見れるようですが、まだ不明な点もあります。

多分取り出せるっぽい(?)感じはしてるけど、どうでしょう。

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というように(?)、プロ○。クトE○Gのアプリからのデータ取り出しはとりあえずできてしまうようです。

一番上にも書いたけど、現在販売されてるものがどうなっているかは知りません。

なんせ会員じゃないから買えなくてわからないのよね。

論理的にはソフトを動かしている状態ではROMをメモリ上に置くしかないからいける気はするけど、果たして?

あまり踏み込んでゴタりたくないから、この辺で。

試す場合は自己責任でお願いします。

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関係ないけど買い物序に、届いたもの。

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主に、初代ゲームボーイ(DMG)用のカラーバックライトキット。

これ付ける前に3.5mmピンジャックとRCAコネクタ取り付けしておかないとなぁ。

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また買い物だけだからここに追記しちゃう。

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大須へ行った際、ショップインバースでアーケードコントローラを発見。

新品で1台800円だったから、計3台購入(笑

帰宅後調べてみると、ハードプレイヤーさんの評価では標準のままでは「それなり」なようですが、このコントローラは最初からスティック&ボタンを交換できる仕様で作られているので、必要なら交換すれば良しかな。

まぁ、普通の人のプレイでは問題ないだろうし・・・私がまともに使うと思えん(ぉ

ぶっちゃけ、少し触った感じでは変な違和感は無い・・・強いて言うならボタンが少し柔らかい感じかなぁ、程度な感覚です。

(後に他のコントローラと交互に触ったら別段普通だったw)

いずれにしても価格的に直ぐ壊れても割り切れるし、そもそもがPCエンジン用orメガドラorATARI仕様にしちゃうつもりで買ってきたのねん。

アケコンのガワを自作するのってメンドイから、そこが楽になるだけでも結構救いです。

新品のガワだから気分もよいしね。

因みにショップのHPにも載らなかったし、ツイッターではつぶやかれなかったから、店舗行かなきゃわからないという・・・

(2014年7月12日17時の時点で残り3台)

基本PCのジャンクショップだからハケ悪かったみたいだけど、ゲーム屋だったら直ぐ無くなってたかもね。

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これは・・・何となく(ぉぃ

追加シナリオ3まで全て揃ったセットで280円だったから購入。

因みに、もう1セット追加2までのが600円で置いてあったりw

なぜこのようなことになっていたかは不明。

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これは大須の海外電商に置いてあった特価品。

2.54ピッチの3列コネクタ、オス&メスセットで200円。

メスを2個1すればPCエンジンのEXT-BUSに適してるなぁ、と購入。

これ使って、天の声2モドキをもう1個作るのだ~


Kazzoで16/8ビット仕様のFlashROMを使う

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ファミコンはご存知のように8ビットマシンで、Kazzoでは8ビット仕様のFlashROM(以下デバイス)しか書き込むことができません(2014年5月25日現在のAnago最新版[unagi_client_windows_0.6.2])。

現在では8ビットオンリーなデバイスは入手が難しく、16/8ビット仕様のデバイスのほうがまだ手に入りやすいので、書き込みできるようにしてみました。

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ただし、ここで書く方法はクライアント(anago_wx.exe)と各マッパー用のスクリプトのコマンドを書き換えなければいけないので、変更したファイルは16/8デバイス専用として使うことになります。

それぞれファイル名を変えて同じフォルダへ置いておけば、オリジナルのファイルと問題なく共存できます。

それと、16/8デバイスの基本的なことを書いておくと、ByteピンをHで16ビット(Word)モード、Lで8ビット(Byte)モードになり、8ビットモードで使う場合、アドレスバスをずらして接続(D15/A-1→Ao、A0→A1・・・A18→A19のように)する必要があります。

8ビットモードで余ったデータバス(D8~D14)はHigh-Z(考え方的には未使用状態)なので、未配線のままでOK。

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今回の例では、MMC5(PRG&CHR共に最大1MByte[8Mbit]使える)のカセットをMDC5仕様にして、PRGのみMX29F800Tを使う前提で書きます。

ではやり方。

まずクライアントanago_wx.exe(MD5: 3d63754d378d2cabbe6e3353475a8dee)をバイナリエディタで開き、

anago1684

&H1FB32から2Byte、&H1FB3Aから2Byteの計4Byteを、上画像のように、

AA2A → 5555

5555 → AAAA

と変更し、ファイル名を適当に変えて保存する。

次にスクリプトの変更。

anago1683

スクリプト内にある0x2aaaを0x5555へ、0x5555を0xAAAAに、0x02AAを0x0555、0x0555を0x0AAAに、上画像のように全て変更する。

他のマッパー用スクリプト内にも同じような記述があると思うので、適時変更する。

これで、このクライアントとスクリプトは16/8デバイスを書き込む専用のファイルになります。

(因みに読み込みは元のクライアントと同じように使用可能)

もう一つ、クライアントと同じフォルダにflashdevice.nutというファイルがあるので、その中のdevice <- {}の間に、
device <- {
        ["MBM29F800T"] = {
        capacity = 8 * mega, pagesize = 1,
        erase_wait = 8000, erase_require = true,
        retry = false,
        id_manufacurer = 0x04, id_device = 0xD6,
        command_mask = MASK_A10
    },
    ["MX29F800T"] = {
        capacity = 8 * mega, pagesize = 1,
        erase_wait = 8000, erase_require = true,
        retry = false,
        id_manufacurer = 0xc2, id_device = 0xD6,
        command_mask = MASK_A10
    },
};

上の紫色の文字を追記して保存する。

このファイルはオリジナルのクライアントと共有して使います。

以上でソフトの準備は完了です。

あとはハードですが・・・ここでは面倒なので手抜きしますが、各デバイスのピンアサインなどを調べ、アドレスバスに注意しながら配線すればOKです。

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上画像の赤い基板が今回の例の部分。

anago168PICT8528

変更したクライアント&スクリプトを使い、compareにチェックを入れて書き込みテストして、問題なく正常に終了すれば完成です。

Kazzo(ファミコンのMMC5の最大)では1度に8Mしか書き込みできないけど、アダプタ仕様にしておけば汎用ライタとしても使えると思います。

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以上、配線が少々メンドイですが、MBM29F800Tなど、16/8デバイスが余ってる人は活用してみては。

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【追記】

上と関係ないけど、ファミコン関連の写真。

PICT8514PICT8525

ファミコンカセット仕様のHard Drivin'。

ピッタリカセット内に収められますね。

Rammyで16/8デバイスをByteモードで使う

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メガドライブは16ビットマシンなので、あえてByteモード(8ビット)で書き込む必要は無い、といえばないんですが。

ランドストーカーなど、SRAMの載った基板ではROMを16Mbitまで普通に載せられます。

ウチには29F800(16/8なFlashROM)が結構あります。

以前、RammyROMのver.0.10のみ、2個直列で16ビットモードでの29F800を2個連続書き込みができたのですが、少々問題があったことからこの機能は凍結されました。

2014年5月25日現在公開されてるRammyROMのver.0.12でももちろん使えないので、この際ByteモードでEven&Odd分けして16Mbit書き込めるように改造してしまおう、と思い立った次第です。

PICT8510PICT8511

作り方は端折りますが、カセット基板裏表にFlashROMを取り付け。

ByteピンをL、アドレスバスはA-1から順番に。

で、このままでは書き込みコマンドが違うくて書き込めないので、勝手にRammyROM(ver.0.12)を改造してしまいました。

rammy168arammy168b 

↑コマンドの変更部分だけ。

あ、大事なこと、この変更をしたRammyROMは当然ながら16/8のByte(8ビットモード)書き込み専用ROMになります

ほんとは14ビット(4桁)対応のコマンドにしたかったのだけど、それだと桁上がりになってしまいそうだから、10ビット(3桁)仕様にしました。

8ビットオンリーな昔のAMD仕様準拠のデバイス使うなら4桁対応しとかなければいけないかもだけど、16/8デバイスはよっぽど3桁で大丈夫かな?

因みに、16/8とは関係ないけど、EN29F002T、仕様書だとコマンドフローチャートで4桁になってるんだけど、試しにコマンドアドレス表通りの3桁にしても問題なく使えますね。

とりあえず個人的に不都合はなさそうだからこれでOKかな。

ぶっちゃけアドレスずらし配線がメンドイので、2個目はイヤな感じだけど。

Byte変換基板作ったほうがいいね。

【追記】

16-8_BytePCB

1枚に収めるとこんな感じかな。

【追記2】

ってことで、16/8FlashROM(×2)のByteモード→JEDECStandard(42pin)変換基板が届いた。

PICT8546

基本的には29F800ベースで、もしかして160も使うことを考慮して、裏面へA20のパターンを配置しておいた。

メガドライブで使う場合は2枚一組で使用する。

ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジンなどで使う場合は1枚で、上面(1)ならD0~、裏面(2)ならD8~といった感じに。

PICT8547PICT8548

↑パチスロ基板から取ったMBM29F800×2枚を裏表に取り付けた様子。

PDIPの33pin(/BYTE)にピンが刺さってないのは、ベースカセット側がVccでショートするから今回は付けていない。

変換基板でGNDに落ちてるから常に未接続で問題は無い。

けど、このピンの接続は注意しないといけないところではあるね。

PICT8556PICT8560

で、ベースカセットはランドストーカー、/WEを最後に配線して完了。

吸い出したランドストーカー(16Mbit)を書き戻して正常に動くことを確認。

基板のパターンは問題なく一安心です。

ここの一番上の写真のようなテスト配線やらなくて済むし、変換基板1枚にFlashROM2枚載せられるから超楽になったのでした。

X68000初代&ACEのバックアップ電池

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X68k使いの人はご承知だと思いますが、初代とACEのバックアップ電池にはニッカド電池(3.6V-50mAh)が使われていて、当時から一度も交換した事が無ければ、現在では大半が液漏れしてご臨終になっているかと思われます。

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現在では同じタイプのニッカド電池は入手が困難なのですが、まだ入手できるところはあります。

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中国系のショップですが、名古屋は大須にあるアイテク(通販可)で購入可能。

容量は60mAhと標準より大容量、でもってMade in JAPAN。

限定物ではないので普通に買えます(2014年7月12日現在)

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大きさも申し分なく、ポン付け可能で言うこと無し。

因みに真ん中の写真左のは80mAhのニッケル水素電池ですが、X68000で使う分には同じように使用できるようです。

・・・比較するつもりで試しに買ってきたけど、時間掛かりそうだし途中で忘れる可能性大だからやらないかも(ぉ

両者の違いは各自ググッてくださいませ。

因みに私は通常ニッカドを使ってます(既に4台交換済み)

なるべく同じもので安心感重視ってことで。

・・・数十年後にはまた液漏れ再発は免れなさそうだけどw

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電池序に、EXPERT系やCompact&030系のバックアップ電池は?ですが、こちらも同じ物、同じタイプの物がぱなくるで購入可能です。

EXPERT系-CR-2450/G1AK

Compact&030系-VL-1220/HFK

ってことで、68ユーザーでご存知無かった方はこれを期に(?)交換してあげましょう。

ゲームボーイ(C3)でも16/8FlashROMを読み書き

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先日、ファミコン(Kazzo)メガドラ(SweetRammy)でも16/8デバイスのByteモード書き込みをしたので、今度はゲームボーイでも。

今時入手するほどのものではないですが・・・

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MS-DOS(16ビット)最終開発C++である、VisualC++ver.1.52を手に入れた(1.52cではないけども)。

で、以前作ったLSDj専用カートになっちゃったものを書き込みできるようにしてみた。

一応、前作ってあったのは16/8FlashROM(MBM29F800)のByteモード使ったMBC5カートリッジで、書き込みコマンドアドレスが違うくて書き込みできなかったもの。

組み込む前にデータ書きこんだらそのままっていう、中途半端なFlashカートリッジでした。

で、READPLUSのソースが公開されてるから、コマンドアドレスとデバイス辺りを弄って対応させてみた。

vc2

このREADPLUS、デバイス判定とか結構ギチギチだから、バイナリエディタでの変更だけでは上手くいかなかったけど、今考えたらあと1Byte変えたらできてたような気がしないでもない・・・

ま、ソースから弄れればいろいろと弄れるから結果オーライか。

PICT8542

ってことで、これ書いてる現在最新であるlsdj4_7_3-stableを書き込んで動作確認完了~

DOSプログラム+パラレル接続だけど、ゲームボーイでも16/8デバイスのByte書き込みもできるようになったので満足です。

これでまた遊べる幅が広がったな。

・・・ホントはGBCFlasher変更したいんだけど、パッと見でソースにコマンドが見つからない。

できたらやりたいね。

PCエンジンのセーブデータについて考える【第1部】

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おそらくごちゃごちゃするので、以下の3部構成にします。

・第1部:バックアップ領域を増やす-天の声2を改造

第2部:パソコンと共有-セーブデータをPCとやり取りする

第3部:BRAMの考察-セーブデータの構造を知る

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メガドライブ、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイなど、一通りセーブデータをパソコンにバックアップしたり書き戻ししたりできるようになっているけど、PCエンジンに関しては未だにコレといった手段がありません。

v1.0のシステムカードのデバッグ画面見て手打ちする、NEOのフラッシュカード(使えるか知らない)、「でべろ」とか、最近(?)ではChris Covell'sさんの作られたBRAM Toolってのを使って・・・手打ちとか。

如何せん、あまり良い方法ではない、ってことで、上記と比べて比較的使えるのではないかという方法を考えてみました。

第1部では、「第2部:パソコンと共有」を前提に、PCエンジン実機のみでも便利に使える方法を書いてみます。
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第1部:バックアップ領域を増やす

今回の方法では、「天の声2」を改造してバックアップ領域を増やします。

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PCエンジンのセーブデータバックアップ容量は、最初にバックアップできる媒体として発売されたインターフェースユニット(IFU-30)がSRAM2KByte搭載ということから、天の声2も2KByteです。

今回の改造では、天の声バンクや他のPCエンジンシリーズとの連携も考えると2KByteそのものを増やすことはできないので、8KByteのSRAMを使い、2KByte×4個分に増やすということになります。

考え方的には「天の声バンク(HuCard)」のそれと同じです。

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天の声2を分解してみると、PDIP版SRAM6116(24pin)が使われています。

(余談:IFU-30ではSOP版が使われていますが、同じように改造できるハズです↓)

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このSRAMを取り外し、メガドラやファミコンなどでおなじみの8KByteSRAM、6264(28pin)を載せることにします。

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PCとのやり取りを考えた場合、SRAMの内容を移動する手段も考えなければいけないのですが、今回はメガドライブのカセットを有効利用し、SweetRammyでデータの移動ができるように考えています。

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使うメガドラのカセットは上写真のようなSRAM(8KByte)が載っているタイプなら何でも良く、このSRAM処理部分だけをモジュール化します。

データはメガドラカセットに載ってるリセットICで保護されるので、モジュール基板のまま放置していてもデータは消えません

他に用意するものは適当なユニバーサル基板とピンヘッダ&ソケット、必要なら電池&電池ボックス、スイッチ、ジャンパなど。

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まずメガドラカセットから、SRAM、電池、リセットIC(1026B、BA6162な ど)、パスコンを取り外します(全て再利用可能)。

配線方法を簡単に書くと、

・6264のCS2(26pin)をリセットICの3pin

・6264の/CS1(20pin)を6116の/CS(18pin)

・6264のVcc(28pin)をリセットICの6pin

・6264のA11&A12をGNDorVcc(スイッチなどで切り替えられるように)

・電池(3032)の+をリセットICの4pin

・+5VをリセットICの8pin

・+5V入力のためのピンを2本配置

残りのピンは同じ信号ピン同士を繋げば出来上がり。

tenkoe2mod

絵にも書いてありますが、ピンソケット部のVccピンは未接続のままにする。

これは、外部電池がもし付いてた場合に壊れる可能性があるからあえて繋ぎません。

天の声2では標準で単3電池2本使うようになっていますが、今回の改造後は必要ありません

見てわかる人はわかりますが、メガドラカセットに載っていた回路をそのままモジュール化しただけなので、簡単にカセットへも戻せる仕様(2Kだけど)です。

BANK切り替えはアドレスバスの後ろから2本をVccとGNDで切り替えることで実現しています。

6264map

切り替えは電源OFF時に行うこと。

電源ON時に切り替えると、データが壊れたり、起動している本体が暴走する可能性があります。

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モジュール基板を実際に作るとこんな感じ。

次に天の声2の基板から6116を取り除き、ピンへッダを付けます。

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ピンホールが小さいので、細ピンヘッダでないとちゃんと刺さらないので注意です。

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モジュールと天の声2の結合は、頭合わせで取り付けます。

これだけだとリセットICへ+5Vの供給ができないので、天の声2の空きパターンから+5Vを引き出し(上写真左でいうと真ん中辺りの赤い線)、モジュールのEXTピンへ繋ぎます。

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天の声2は空きスペースがたくさんあるので、モジュール化しても余裕で内蔵可能です。

これで完成なので、実際にバンク切り替えしてセーブしてみて、ちゃんと機能するか確かめましょう。

改造直後、バンク切り替えたりした際に、ゲームによっては「初期化するか?」と聞かれることがあります。

FlashROMの場合は性質的に、初期化してしまうと全てのバンクのデータが消えますが、SRAMは単純に使用しているバンク内を、PCEの場合は$00で埋めるだけなので安心して初期化してください。

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以上で終わりですが、もし、パソコンとの共有はいらないよとか、電池がちょっとなぁって人は、FRAMを使うという方法がよいでしょう。

FRAMとは電池の要らないSRAMで、現在では生産終了品なので入手が困難ですが、手に入れることは可能です。

調べたところ、2KByteのポン付けできるFRAMならバイヤーさんから数百円で購入可能だったりしますが、個人的にあまり必要性を感じないから買わない予定。

パソコンとの共有は要らない&4分割ではちょっと、と言う人は、62256使って16バンク切り替えがいいかも。

62256は/CSが1本だけなので、取り付けは楽(CS2本だと他にロジックICが必要になる)です。

そんなとこで、工作が苦手な人には少し大変かもですが、金額もそんなに高くなく部品も揃えやすいので、PCエンジンファンは是非チャレンジしてみてください。

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【追記:2014/07/01】

Twitterにて某氏さん(名前出してよいかわからないので伏せます)が考案されたFRAM使ったロジックを真似して、SRAMでもちゃんと動くか試してみました。

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SRAMモジュールをEXT-BUSに接続するタイプを作ったのですが、ピンソケットの足が長いタイプを使わないと、PCエンジンのEXT-BUSに繋げられない。

1列のは5ピンのが単価安かったから選んだんだけど、横幅が思ったより長くて加工がメンドイので、10ピン×2個+@のがいいかもしれない。

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動作させてみましたが、通常のセーブ&ロードも問題無いですし、天の声バンクとのやり取りもすんなり正常動作してくれました。

このことから「天の声2」(と同等品?)を自作できてしまうことが確認できました。

EXT-BUSタイプは天の声2と比べても小さくて場所取らないし、AV出力やRGBも一緒に引き出して作ってしまえば便利に使えます。

その内自分でもカードタイプ作ってみようと思う今日この頃。

情報公開していただきありがとうございました。

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【上と関係ない追記】

PCE関係ということで・・・

PICT8660

よく考えたらウチにはPCE用アケコンがファイティングスティック1つしかないし箱にしまいっぱなしだから、オフでも6ボタン仕様より安く手に入る3ボタンアケコンを改造して使う(格闘やらないから十分)ことにした。

スタートは左上のまま、C=Ⅰ、B=Ⅱ、A=SELECTにしたんだけど、このアケコンのボタン配置はキャラバンソフトやるのに最適なことに気が付いたw

キャラバン系好きな人にはお勧めです。

PCエンジンのセーブデータについて考える【第2部】

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3部構成で、ここは第2部です。

第1部:バックアップ領域を増やす-天の声2を改造

・第2部:パソコンと共有-セーブデータをPCとやり取りする

第3部:BRAMの考察-セーブデータの構造を知る

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第1部では「天の声2」を改造し、SRAMをモジュール化してPCエンジン実機でセーブデータ領域を4バンク分使えるようにしました。

ここではパソコンとデータのやり取りをするための方法を書きます。

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第2部:パソコンと共有

PCエンジン実機とパソコンとのデータのやり取りができるメリットとしては、

・実機データのバックアップ&書き戻し

・エミュレータとの相互使用

この2点が大きいかと思います。

さっそく第1部で作ったSRAMモジュール基板を使ってパソコンとやり取りできるようにしてみます。

作ったモジュール基板はメガドライブのカセットから取り外して作ったものなので、そのままSRAMを取り外したカセットを流用します。

6116soke

モジュール基板にピンソケットを付けたのですが、そのピンアサインが6116と同じですので、メガドラカセットのSRAM(6264)を抜いた箇所へ信号線が同じになるようにピンヘッダを配線します。

Vcc(28pin)は必要無いので未接続で、追加ピンへの+5V配線(リセットIC用)はモジュール基板の+5Vピンと合わせます。

A11&A12はモジュール基板で処理してるので触る必要はありません。

PICT8595PICT8587

出来上がるとこんな感じ。

今回はカセット上部からフラットケーブルを延長し、ピンヘッダを付けてみました。

(余ってるフラットの線は予備で延びてるだけです)

アドレスバス2本を除き、元々カセットに載ってた通りの配線になるので、動作に問題はありません。

PICT8600

カセットが作れたらデータのバックアップをしますが、ここではおなじみのSweetRammyを使います。

pcesave1

ROMがランドストーカーのままなのでAT.000000コマンドでは8KByteで認識しますが、RD.000800指定すれば2KByteのデータが取り出せます。

が、このままだと誤ってROM起動してセーブデータが壊れかねないので、折角なのでROMもRammyROM焼いたFlashROMに載せ換えて、PCエンジンセーブデータバックアップ専用カセットとしておくと後が楽です。

PICT8596pcesave3

RammyROMを焼く際に、あらかじめ&h1BAから2Byteを上のバイナリ画像のように書き換えておくと、At.000000コマンドで2KByteで認識できるようになります。

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これで誤って消す心配は軽減しました。

因みに、ここではメガドライブを例に作成してますが、モジュール基板自体は普通のSRAM基板なので、Kazzoや他のSRAM読み込みできるハードウェアでも読み書きは簡単だと思います。

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で、読み込んだ4バンク分のデータ。

無事バックアップを取ることができました。

もちろん、SweetRammyを使ってこれらのデータを書き戻すことも当たり前にできます。

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序に書くと、「天の声バンク」とこのSRAMモジュール基板があれば、メモリベース128系を除き(一部を除き一応可能-一番下に追記)、全てパソコンにデータを持ってくることが可能になります

Duo系から天の声バンクへデータをコピー、更に作ったSRAMモジュールへコピー、そしてパソコンへ・・・逆も然り。

ということで、現時点(これ書いてる時)ではこのモジュール化は個人的にかなり使える予感がしてます。

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バックアップが無事できることを確認できたら、次はエミュレータでセーブデータが使えるか確認してみます。

ここでは「Ootake」を使います。

因みに、PCエンジンのセーブデータの呼称は「BRAM」です。

PCエンジンは2KByteの中に、容量が許す限り複数のデータが入っています。

複数のデータが入っていても、少なくともOotakeに関してはちゃんとセーブデータを読んでくれるようです。

一つのbramファイルに4タイトル分のデータがあった場合、同じファイルを4つ作成し、ファイル名だけ変えておけばOKということになります。

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PCエンジン実機ではBRAMのサイズは2KByteですが、Ootake(PCEエミュ全般?)では8KByteです。

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で、パソコンに取り入れたデータを見てみます。

上はスーパー桃太郎電鉄Ⅱのセーブデータで、2KByteの中に一つだけデータが入っています。

複数のデータが入っていても使えることがわかっているのですが、一応一つのセーブデータでちゃんと読み込めるか確認を。

エミュ用に8KByteにリサイズしてからでなければいけないかな?と思いつつ、データさえちゃんとしていれば動くだろう、ということで、ファイルサイズは2KByteのままでファイル名だけを変更して確認してみると、

SuperMomoDen2 - 140622_0006

問題なく読み込んでくれました。

参考:Ootakeのセーブデータファイル名=ROMファイル名_bram.dat

通常、Ootakeフォルダ直下のbramフォルダへ入れておけばOKです。

このままプレイしてセーブ処理されると、ファイルサイズは自動的に8KByteにリサイズされます。

何にしてもPCエンジン実機からバックアップしたセーブデータは特に弄る必要は無い、ということに。

実機へ書き戻しする時はサイズ調整しなければいけませんが、トリムだけなら大した手間ではないので、実質的に実機とエミュでセーブデータの両立ができることを確認できました。

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パソコンへのバックアップ、エミュレータでのセーブデータ有効が確認できたので、第2部は終了です。

第3部ではBRAMの詳細を・・・とまでは行きませんが、2KByteの中に複数のデータが入っていた場合のデータ分割処理の事を書きたいと思います。

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【追記:メモリベース128について】

PICT8616PICT8602

メモリベース128(含む、光栄のセーブくん)はまともに使用したことが無かったので仕様をイマイチ理解していなかったが、少し調べてみたので、わかる範囲内だけ書いておきます。

これはSCD-ROM2以降に対応した本体とコントローラの間に取り付けるバックアップユニットで、容量は128KByte、PCエンジン標準容量(2KByte)の64倍の記憶容量を持っています。

PCエンジン上ではあくまで2Kbyte単位の管理で、バンク切り替え(0~63バンク)して使える仕様のようです。

が、「基本的にメモリベース128対応」と謳っているタイトル専用の拡張ハードで、それ以外では使えません。

「基本的に」というのは、プレイ中のセーブは無理だけど、メモリベース128に対応した一部のゲームタイトル内にあるユーティリティを使えば、「天の声」と同じように内蔵バックアップRAMとのやり取りはできる、ということです。

まず、メモリベース128に対応しているタイトル(未確認有り)

・エメラルドドラゴン

・プライベート・アイ・ドル

・マジクール

・リンダキューブ

・真・女神転生

・AⅢ

・THE ATLAS

・栄冠は君に

・蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史

・三国志Ⅲ

・信長の野望 全国版

・信長の野望 武将風雲録

・ファイプロ女子憧夢超女対戦 全女vsJWP

・ぽっぷるメイル

・ブランディッシュ

わかっているだけで上の15本。

ユーティリティは共通操作ではなく、ソフト独自のツールといった感じです。

以下、ウチで確認できたユーティリティの状況を。

0629162139_00629162139_1

ぽっぷるメイルの場合、内蔵RAMの消去はファイル単位、メモリベース128RAMの消去は基本バンク単位で、1つのセーブが2Kを超える場合はファイル単位で行われる。

っていうか、128側はバンク=ファイルの考えでよいかもしれない。

消去のみ汎用で使えるものの、データのコピーに関してはぽっぷるメイルのデータしか扱えません。

初期化コマンドは無い。

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0629162139_4 0629162139_5

ブランディッシュの場合、メモリベース128を繋いでいると、セーブデータの保存先にメモリベース128が優先される。

初期化コマンドはあるものの、データコピーの機能は無い。

消去に関しては、メモリベース128繋げていると内蔵RAMの操作はできないが、128部のみぽっぷるメイルと同じ感じ。

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0629162139_140629162139_15

ファイプロ女子&プライベートアイドルの場合、内蔵RAM、メモリベース128RAM共に初期化可能。

ファイプロ女子のセーブデータは1つで1.8KByteほどあるので、内蔵RAMをほぼ使い切る。

内蔵⇔128のデータのやり取りは可能だが、最初に内蔵から128へ丸ごとコピーしたデータでないと128→内蔵へは戻すことができない。

確認はしてないですが、おそらく丸ごとコピーした際にBankHeaderの値が2KByteで記録されるのだと思います。

後述するエメドラのコピーではBankHeader書き換えずに2KByte分をコピーするため、ファイプロ女子ではファイル無しの扱い(認識)になってしまう。

内蔵RAMのバックアップ媒体としての利用は一応可能。

内蔵RAMの消去は1ファイルずつできる。

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0629162139_6 0629202413_0

AⅢのセーブはメモリベース128専用で、内蔵RAMは使えません。

一つのセーブデータの容量は24KByte、12バンク分あります。

セーブ領域が無い場合のみ、右上のユーティリティが操作できるようになります。

が、ファイルの削除のみで、メモリベース128の初期化すらできません。

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アトラスのセーブもAⅢと同じくメモリベース128専用です。

1つのセーブで16KByteを2つ(データとマップ)、計32Kbyte使用します。

使用サイズがAⅢより多いためか、メニューでメモリベースを選択でき、ファイルの削除と初期化が選べます。

専用なので、当然内蔵RAMに関しては全く触れません。

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エメラルドドラゴンとリンダキューブ、この2つのユーティリティは上で記載したゲームと違い、「ゲーム起動時に、上キーを押しながらRUNボタンで起動」することでユーティリティが起動します。

ユーティリティの見た目は違いますが、できること&操作は同じです。

内蔵RAMの初期化&ファイル単位の削除はできないものの、128の初期化、各バンクの削除、内蔵⇔128のバンク選択してコピー及び交換ができますので、ほぼ「天の声」と同じ機能(容量は天の声8枚分)が備わっていると思います。

強いて言うなら、このユーティリティではAⅢやアトラスなどの、2KByteを越えるデータを扱えない(表示されない)、といったところでしょうか。

それらの使用されているバンクは(おそらく)変更できないと思うのですが、この辺りは詳しく調べていません。

(AⅢなどのデータがあると使用できるバンク数は確実に減る)

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【追記】「栄冠は君に」がオフで100円だったからゲットした・・・けど、取説に書いてあるようにMB128(セーブくん)専用なので、内蔵RAMは一切触れない=使えない、ということに。

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以上のことから、メモリベース128を使用できない、HuカードやCD-ROM2などのデータのバックアップを主として使うのであれば、エメドラとリンダキューブがベストではないか、ということで。

残念ながら光栄ものとマジクール、真・女神転生は持ってないので試せませんでしたが、参考になれば。

PCエンジンのセーブデータについて考える【第3部】

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3部構成で、ここは第3部です。

第1部:バックアップ領域を増やす-天の声2を改造

第2部:パソコンと共有-セーブデータをPCとやり取りする

・第3部:BRAMの考察-セーブデータの構造を知る

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天の声2のSRAM増量化、パソコンとのデータやり取りが無事終わり、バックアップしたデータがそのままエミュレータで使えることも確認できました。

一通り不都合無く使えるのですが、折角なので、PCエンジンのセーブデータについて少し知識を入れておく為と、一つのファイルに複数タイトルのデータが入っていた場合の分割の仕方を書きます。

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第3部:BRAMの考察

PCエンジンのエミュレータ「Ootake」は1つのbramファイルに複数タイトルのデータがあってもちゃんと読み込んでくれますが、他はどうかわからないのと、管理方法としてタイトル一つ一つ分けておいたほうがわかりやすい事もあるかな、ということで、少しだけbramについてお勉強。

(実は書く前に一つずつ分けないとエミュで使えないと思って調べていた)

bram

BRAMのデータ構造は上画像のようになってます。

セーブデータの最初のセグメントが0x8000、最後が0x8800となっていて、&h00~16ByteはBankHeaderといってファイルの先頭に必ずあります。

続くEntryHeaderから各タイトルのセーブデータとなります。

複数タイトルのデータがある場合はどうやって格納されているのかですが、EntryHeaderの先頭2Byte(上の絵で言うと青色の箇所)がEntryHeaderの先頭から見たセーブデータのサイズになります。

上のサイズ情報をそのまま読むと$2F03になってしまいますが、実際には表記が前後反転しているので、正しくは$032Fとなります。

次のデータがある場合は次の位置(ポインタ)から更にEntryHeaderから・・・といった格納になっています。

下はネクロスの要塞のセーブデータが2つ入ってますが、最初のセーブデータのサイズを読むと0x59Byte、EntryHeader先頭から選択するとちゃんと合っていることがわかります。

pcesave7

上の画像はネクロスの要塞のデータですが、一つのタイトルで複数セーブできるようになっている場合、セーブデータとしては複数タイトル分作られる形になります。

ので、例えばデータの並び的に、ネクロス3→桃鉄2→ネクロス1→ネクロス2といったような並びもありえます。

で、複数のデータが入っていて一つずつに分けたい場合、BankHeaderの&h06からの2Byteも書き換えなければいけない

これは、一番上のヘッダー情報画像にも書いてありますが、$8000+$10(BankHeaderサイズ)+全セーブデータ合計が書かれています(前後反転表記)

例えば一番上のヘッダー情報画像では桃鉄2のデータが一つなので、$8000+$10+$32F=$833F、表記としては$3F83となります。

ネクロスのデータ画像では2つのデータがあるので、$8000+$10+$59+$59=$80C2、前後入れ替えて$C280となります。

要するに、データを一つに分けて管理したい時は、

・BankHeaderを配置して、&h06からの2Byteを後で変更する

・EntryHeaderに書かれたサイズを&h10から配置する

・余ったスペースは全て$00埋めでファイルサイズを2KByteにする

といった作業が必要ということになります。

こうしておけば、実機に一つずつデータを持っていけるので、他のデータを壊す心配がないです。

データ構造的には難しくないので、必要ならツールを作ったほうが早いかもしれません。

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ということで、bramの構造も少しは理解できました。

全てが上手く分割して問題なく使えるか?というのは実際に使ってみないとわからないところではありますが・・・

一つに分けるのではなく、逆に結合することも可能ですので、同タイトルのデータを一つに纏めて並べ替える、といったことも有効な手段かな、と。

とりあえず、3部構成でPCエンジンのセーブデータについて纏める事ができた(?)と思うことにして終わりにします。


所持してるX68030は5台あった・・・

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せっかく030全部出したから記念撮影。

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X680x0専用(?)物置に030だけで5台ありました(爆

正直、数は覚えてなかったから自分でもビックリw

1台は当時ショップで新品購入の箱付き、完品の比較的綺麗なもので、他はオクなどでジャンク扱いで入手したもの。

現在までに4台、コンデンサ&VL1220交換&軽くメンテを施し、3台は正常(内2台は33MHz)に動作している(と思われる、ということにw)。

動かない1台は、大まかな調べでメイン基板のどっかが悪いと確定してるのと、下基板のFDD動作系がおかしい事がわかっているから、これも何とかして動かしてあげたいなぁ、と。

最後の1台はこれからコンデンサ交換の作業に入る。

動いてくれると4台生きるって事で嬉しいんだけどなぁ。

因みに030Compact「だけ」は1台も持ってない。

Compact(XVI)は・・・はて(ぇ?

そういえば、今まであまり興味が無かったけど、初代X68000の初期のバージョン(開発版ではない)と思われるメインボードを使った本体も出てきた。

確かBIOSにバグがある(EP-ROMだから交換は可能)と記憶していたけど、どうだったかな?

これはこれで貴重(一応、メンテ済みの動作品)だから大事にしないと。

記憶ではACEとSUPERの動かなかったヤツは所持してるはずだけど、どれかはメンテして探さないとわからない(ぉ

・・・全てメンテするのはいつになるやら。

さて、最後の030直すぞ~

X68000 Compactは4台、全部直せたぽい

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030の次は、これまた面コン被害の大きいコンパクトを修理した。

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全部で4台、上写真左から、当時自分で買ったヤツ、以降は全てジャンク入手でノーマル(入手時に24MHz化)、REDZONE(満開製作所)、CompactHD(計測技研製?、ツクモで販売されてたらしい)。

REDZONEとHDは入手してから一度も動かした記憶が無いから、その時点で動作しなかったのか定かではない(ぉ

4台共通して言えることは、メイン基板の面コンはほぼダメ、FDDのコンデンサも全て(下基板の1個は未確認*後述)液漏れしていた、ということです。

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上は面コン交換後の写真

電源ユニットは生きてるものもあるけど、コンデンサは全て交換しておかないと安心できないかな。

電源の生死は個人的に大きな問題ではないから後回しで、とりあえずX68000として生き返らせられるかを前提に。

PICT8750

あ、台数が多くてチェックするのにオリジナル電源ユニット使うとケーブルの長さとか修理とか含めて大変なので、動作テストで使う電源はATX電源+それぞれの機種用に作ったケーブルで、PRO用以外は作ってある(つまりPROはまだ動作確認していない)。

で、自分で買った本体とノーマルジャンクはコンデンサ交換だけで済んだが、REDZONEとHDは面コンの液漏れによるパターン腐食が原因と思われる断線があり、直すのにちょっと苦労した。

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まずREDZONE、リセットボタン利かない、FM音源だけ左の音が出ない(ADPCMはOK)の2点、リセットボタンは直結する470Ωと繋がっていなかっただけだけど、抵抗が基板真ん中付近にある&4層基板だからパターントレースが思うように進まなかった。

FM音源は、セオリー通りオペアンプ(MC3403)だろう、って事で一応変えたが・・・

PICT8730

結果的には全っ然関係なかった(笑

2個とも正常に生きてたのね~

(一応、上に写ってるMC3403が1st側で、ジョイスティック2コネクタ付近にあるのが2nd側です)

原因は1stMC3403のCH1→50v4.7u→3.9KΩとなるところが、コンデンサと抵抗が繋がっていなかったぞ、と。

本体スピーカー、ヘッドフォン、LINEOUT全てで左の音が出てなかったからDAC(YM3012)から疑って探していったのが幸いして比較的すぐ見つかった・・・チップ交換は余分だったけどw

音が出ない場合は同じように、まず全ての出力の音の出方を見るとアタリを見つけやすいかもです。

あと、REDZONEはご存知の通り満開製の24MHz改造が施してある機種なんですが・・・どうも24MHzだと動作が安定しない(^-^;

FDの動作でエラー起こしたり、テキストが化けたり変になるw

単にメモリがクロックについていけてないんだろうけども。

これは面コン液漏れによるパターン腐食の副作用なのか、元から相性が良くなかったのかわからないけど、とりあえず22MHz(オシレータを48MHz→44MHz)にしたら安定するようになった。

元々XVIは相性問題で24MHzで動かないやつもある(あ、自分で買ったのもそうだw)ので、何ともいえないところだけど、まぁ、良しということに。

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次、CompactHD、これは当時ツクモが81MByteの2.5インチHDDを内蔵して販売したバージョンの本体ですが、入手した当時からなのかわからないけど、HDDが壊れてて使えなかった・・・残念。

PICT8734

が、むか~しオフで買っておいた251Mの2.5インチHDDが余っていたので、これを内蔵することでリカバーした(笑

他のコンパクト用にin-SCSIな2.5インチHDDを見つけたらゲットしなければ(ぇ?

PICT8731

このCompactHDのSCSIコネクタ、どうも先人さんが壊したらしく変形していたので、98用ジャンクSCSIボードから端子だけ移植してキレイにした。

このHDの最大の問題は、FDDを認識しなかったこと・・・

こんな症例はネットで見たことないし・・・と役に立ったのがOutsideX68000のXVIの回路図でした。

パーツ番号は違えど、XVIもCompactも基本回路は同じだからね。

で、回路図見るとFDCで主に使われる石はPEDECとUPD72065とSED9420、それに繋がるLS486。

フラットケーブルのピン番号を調べてREADY信号かと思うも違うくて、結果MOTOR-ON信号をGNDに落とすと認識することが判明した。

が、常にGND落としとくのもなぁ・・・と根気よく探した結果、PEDEC(50)とSED9420(22)のTRIG信号が断線していたことが原因という事を突き止めた。

ぶっちゃけこれ見つけるのに途中断念したりして、時間的には2日程度掛かってますw

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とまぁ、今となってはコンデンサ交換だけでは直らないことも多々あるということで、これから面コン使ってる030やCompactを直そうとする人は気合でがんばりましょう、ということで。

030、Compact(030)以外で故障率高いのは初代とACEですね。

ニッカド電池使ってる関係でこちらも液漏れ被害が重大だったり。

他の機種はとりあえず電源だけ気にしとけば、大半は生き返るんじゃないかなぁってことで、あまり心配はしていないw

とりあえず所持してるCompact4台全て直せたのでとっても満足なのでした(^-^)

PICT8743

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FDDについて

Compact(030)で使われている3.5インチFDDは、上基板に4個、下基板に1個、ラジアルリードの電解コンデンサが使われていますが、当時のままであればほぼ全滅といっていいほど液漏れを起こしているのではないか、と推測されます。

ラジアルリードだから入手が楽・・・かと思いきや、10V10uコンデンサがちょっと小さくて厄介だったりします(^-^;

PICT8705

元から付いてるのはφ3×6mmのものですが、このφ3のものがなかなか見つかりません。

ので、私はφ4×5mm(16V10u)のものを代用しました。

φ4ならギリギリシャーシに当たらないで使うことが可能です。

φ5だと確実にシャーシに当たって使えないので注意してください。

PICT8706

因みに、FDDユニットの上基板で使われているのは6.3V47u×1個、10V10u×3個です。

下基板にも10V10uが一つ付いてるようですが、分解するのがメンドイ(ぉぃっ!)のと交換しなくても正常に動作する(Compact4台×2基=計8台で確認済み)ので、私は換えてません(^-^;

最後の記事ぐらい自分のことで

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書き止めてからずっと他の人様の記事がトップに表示されるということに違和感を感じていたので、補完てことで最近やっていることに関する画像だけアップ。

pcb_mono





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