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Channel: ぽんRev!! 個人的備忘録
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EVERDRIVE N8 事始め

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あやすけさんとこ(N8 その2)と被ってるとこもありますが、私が気になったことを少し。

PICT8130

昨日(一昨日かw)から日本国内に到着し始めたEVERDRIVE N8、今月前半に本家(Retrogate)から購入した基板(パチのも該当するハズ)では、まず最初にやること(注意点)があります。

・MicroSD(SDHC含む)カードとの相性問題

まず、EVERDRIVE N8は、MicroSDが刺さっていないとメニューが起動しません。

おそらく第1ロット出荷バージョンの基板はBIOSのバージョンが「v1」だと思うのですが、SDカードとの相性が結構あるようです。

ので、コチラからBIOSファイルをダウンロード(24日現在の最新n8-bios-v4.nes)して、アップデートする。

といっても、まず使用するMicroSDが使えないと話にならないというニワトリが先か卵か先か的な要素があるわけなので、最初に使うMicroSDが使えなかったら壊れてると騒がず、落ち着いて使用できるMicroSDを用意しましょう(笑

PICT8131

因みに、私のトコでは上海問屋の格安2GB(Trancend)とTrancendオリジナルの2GBがBIOS-ver.1で認識しませんでした。

SDHCなら問題はなかったので、最初にSDHCで試したほうが良いかもしれません。

ver.4にすれば問屋のものでも問題なく使えるようになりました

・OSの配置について

最新のOSはコチラ

nesos-s1m1(OS-Code 1、MapperPack 1)のアーカイブはフォルダ構成がちゃんとしてるので間違いはないと思いますが、最新のOS(24日現在最新nesos-s2m3.zip)はアップデート用になってます。

ので、新規で最新OSを配置する場合は、まずMicroSDのルートに「EDFC」というフォルダを作り、その中にアーカイブのフォルダ構成をそのままコピーする。

edfc0

次回からはEDFCフォルダに上書きしていけばOKです。

一度N8を起動すると、EDFCフォルダ内にSAVEフォルダが自動的に作成されます。

・FDSの起動率(?)

公式に市販されたDISKゲームは(多分、おそらく)拡張音源は別にしてほとんど動く予感がします。

ディスクシステムのBIOSファイルは必要ありません。

両面使用のゲームは自動入れ替え処理が行われるので特に気にすることはないでしょう。

が、現在「麻雀家族(ファイル容量プロテクト)」が正常に動かないことを確認してます(24日現在)。

「とびだせ大作戦(ファイル数プロテクト)」は問題なく動きます

ハッカーインターナショナル物や同人物が動くかどうかは確認してませんが、少なくともA面B面切り替え処理が正常でないものは動かないかと思われます。

(GCのどう森から吸い出した両面QDデータですが、ゼルダは動かす事ができました(初期動作のみ確認)が、同じくGCのどう森から吸い出した村雨城はエラーで動きませんでした)

*qdデータはMGD1CNVを使ってFDSにコンバートしておく必要があります

・今後のマッパー対応は?

対応してるマッパーは公式ページ見てもらえばわかるとして、24日現在、光栄カセットで使われているMMC5とコナミのVRC7を除いて(まだある?)、ファミコン用で発売されたものは8~9割ぐらいは対応してると思います(あくまでマッパー表から推測)。

現行のEVERDRIVE N8(PCB-Ver.1.1)はPRG、CHR共に512Kまでしか対応してないので、少なくともMMC5で扱える最大容量の1Mbitは使えません

(今後PCBのリビジョンが上がれば可能かもしれない)

実際にMMC5が使えるようになるかはわかりませんが、512Kまででも対応できれば嬉しいですね。

【補足】

WRAM-1(SRAMで標準が64kbit)として使えるデバイスも載っていません。

・最小限の加工で使えるカセットケース

初期に販売されたマッパー0のゲームで使われてたケース(ニンテン仕様)が使用できますが、大きく分けて2種類あります。

PICT8125

多分、マッパー0のカセットケースでも初期のタイプ(?)のケースじゃないと使えません。

端子側から覗いて判別できるか微妙ですが、N8のPCBは上写真緑色のケースのように、中心部が補強されていないタイプにフィットするように作られてます。

PICT8126

加工はカセット上部左右にある出っ張りを折るのと、MicroSD用に穴あけ(orカット)するだけ。

SD部の加工しないと引っ掛かってしまうので、これらの加工は必須です。

【補足】

USB版にはFT245RLとUSB-MiniBコネクタだけが追加されてますが、MiniBコネクタが当然引っ掛かるので、裏ケースの加工もする必要があります。

・拡張ポートのコントローラでメニュー操作できない

ニンテン公式の連射コントローラ、カプコンのCPSファイターで確認しましたが、どちらもEVERDRIVE N8のメニュー操作ができませんでした。

ゲーム選択後のプレイでは問題なく使用できます

PICT8127

今日、24日現在の最新の状態は上の画像のようになるはずです。

(Adate、Atimeは異なる可能性あり)

・マッパー185について

EVERDRIVE N8はマッパー185も論理的には対応してるみたいですが、どうも元のままでは正常に動作しないようです(^-^;

PICT8133

マッパー185といえばマイティボンジャックが有名で、マッパー3(PRG-ROM32K&CHR-ROM32Kの64K)の派生マッパーで、CHR-ROM8Kタイプのカセットになります。

実際のROM構成は、

mp18500

把握しやすいようにアドレスを上下反転して書きましたが、確か上のようになってたはず。

(もしかするとDATAは&HA000からだったかもしれない、忘れたw)

実質的なゲームデータとしてはマッパー0と同じ40Kしかありません。

ROMチェッカーでも40Kのファイルにしないとチェックサム合いませんが、そのROMデータをN8で動かそうとしても動きません。

実ROM構成でNESヘッダをマッパー185にすると、N8ではキャラクターが化けてしまいます。

仕方がないので、とりあえず現状のEVERDRIVE N8で動かす場合、マッパー3に変更する必要があります。

mp18501

上のようにCHR-DATAの位置を変更して、NESヘッダを変更します。

#185【4E 45 53 1A 02 01 90 B0 00 00 00 00 00 00 00 00】

#3【4E 45 53 1A 02 04 32 00 00 00 00 00 00 00 00 00】

このようにすればEVERDRIVE N8やマッパー3のFlashカートリッジ、エミュレータ等でマッパー3として動かす事ができるようになります。

(余談ですが、EP-ROM等に焼いて作る場合も8KROMではなく32KROMを使う必要があります、でないとノイズだらけ。)

因みに、「CHR全部データで埋めればいいんじゃないの?」といった疑問が出てくるかと思われますが、残念ながらそれでは動きません。

&H8000からデータが入ってるとフリーズしますが、&HC000にはデータ入れたままでも問題はないです。

.

VRC6とFDSの拡張サウンドに変更が加えられましたが、やっぱりまだ変な感じです。

VRC6(悪魔城伝説)の場合は音ズレみたいに聞こえるし、FDS(ゼルダの伝説)は・・やっぱり変、としか(^-^;

でもソフト的に直せる可能性はありそうなのでVer.UPに期待です(^-^)

Krikzzさんは一人で大変かと思いますが、感謝しつつ待ちましょう。

気になった事を書いてみたけど、本家から直接購入してる人には殆ど無縁だと思うので、パチの第1ロット予約してる人は参考にしてください(笑

edfc1あやすけさんのマネして編集中のラベル(笑

【追記】

PICT8134

白黒モニタ一体型パチファミ「好少子」でも動きました(笑


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