今までも殆ど使わず、これからも使わないであろうニンテンドーショッピングポイントを、今更ようやく使い切ったw
残りが5600ポイントだったかな、リアルで買う事を思えばとても安いよね。
・・・パケとか無いからコレクター向きではないけど(笑
で、今まで通り(?)ROMの抽出しておいたので、気になったことを主で書いておきます。
NANDバックアップしたら、とりあえずwad化して取っておくとWiiが壊れたときとか安心です。
書くまでも無いけど購入したゲームと本体は一対な罠仕様なので、本体壊れたら購入したものもパーになっちゃうからね~
ん~、NANDのバックアップ部分は端折って、ShowMiiWadsの使い方を簡単に。
ツール→Extract BootMii Dumpを選び、バックアップしたNANDファイルを選択。
(この時、ちょっと時間が掛かるので、HDDアクセスが終わるのを待ちましょう)
すると、NANDファイルのあるフォルダ直下にnand-extractedaフォルダが作成され、NAND内のファイルが全て展開されます。
次にオプション→NANDバックアップのパスを変更で、作られたnand-extractedaフォルダを指定する。
この時、モードをShowMeNandにするとチャンネルリストが出てきます。
wad化するならチャンネル名の上でマウス右ボタン押して、WADをパックしてやればOK。
ってのがよく使う使い方かな?
で、ROMを抽出するのですが、ここではnand-extracteda内のファイルを直接弄る事にします。
ファイルエクスプローラ開いてnand-extractedaフォルダを下っていくと、\title\00010001フォルダ内にチャンネルのフォルダが沢山あると思います。
そのどれかにゲームのフォルダがありますが、ShowMiiWadsのファイル名を見てどのゲームのフォルダか判別できます。
まずはNEOGEOのメタルスラッグから。
全てかは知らないけど、メタルスラッグは00000006.appにROMデータが、u8形式の圧縮データで入ってるので、ShowMiiWadsのツールで展開してやります。
展開するフォルダは適当に。
するとgame.binというデカイファイルがあります・・・詳しく調べてないですが、全部のROMが一塊になってるのかなぁ、と。
現状NEOGEO弄らないのでコレだけで(ぉ
次、MSXのメタルギア2、展開方法はメタルスラッグと同じ感じで。
該当ファイルは00000005.app、展開すると本体ROMとかも入ってるけど、メインはMEGAROM.ROMで、このままエミュでも実機でも動かせます。
次、メガドライブ。
該当ファイルは4タイトル共に00000005.app、展開したフォルダの中にはそれぞれdata.ccfが一つ。
メガドライブ(SMSもかな?)は更にファイルをデコードする必要があります。
使うツールはコチラ(tarファイルです)にあるCCF Tools内のccfex.exe。
ダイナブラザーズ2スペシャルは拡張子が無いけど、これがベタのROMファイル。
スペシャルはセガチャンネル配布限定ROMでセーブ機能付き、リアルでは販売されてないもの・・・と購入するときに気が付いた(笑
VC無くなったら入手が厳しいかもね。
エイリアンソルジャー、グレイランサー、武者アレスタの拡張子はSGDですが、普通のBIN形式です。
次、PCエンジンのHuCARD、ソルジャーブレイドのデータ。
該当ファイルは00000005.app、展開すると、拡張子がPCEでこのままエミュ&実機で使えるデータでした。
次、今回最も気になっていた、PCEのCD-ROM2のデータ。
う~ん、ある程度ファイルは揃っているものの、トラック1(サウンド)とトラック22(データ)が見当たらない・・・
あ、サウンドデータの形式はoggでした。
因みにデータの照合はNecstasyで。
トラック1はCDプレイヤーでの再生時に注意を促すサウンドデータだからWiiでは確かに必要無いけど、トラック22のデータも要らないのかなぁ?
もし要らないのであれば、oggをwav変換して適当にファイル作ってギャップ合わせてTOCセットすれば実機でいけるかもしれんが・・・どうなんだろう。
一応ogg>wav変換してみたけど、ファイルサイズ違ってたり(^-^;
そんな事で、PCEのCD-ROM2のデータは復元難しいかも(?)しれないのでした。
フォルダの中にsyscard3p.pceファイルがあるけど、これは実機で使えないしなぁ・・・
とまぁ、データ見ただけだけど、こんなトコかな。
.
で、序に、スーパーファミコンのデータについても久々に弄ってみました。
まずスーファミ(SFC)のデータは、VC物もスーマリ、カービィ、DQコレクションとも同じ形式で、ROMとPCMデータに分かれています。
以前吸い出したカービィの時に、コメントにて匿名さんからPythonのスクリプトを使って結合する事ができる、と聞いていたのですが、当時やり方が悪かったのかできませんでした(^-^;
が、今回ちゃんとやったらできたのでした(爆
(匿名さん、あらためまして、情報ありがとうでしたm(_ _)m)
使用するスクリプト群はコチラ。
あ~・・・Pythonのインストから説明してると大変な事になるので、SFCのROMを弄るのに必要な、lzh8.pyとsnesrestore.pyをWindowsの実行形式(ってもDOS窓用)であるexeファイルにしたものをアップしておきます。
(問題があれば削除しますので)
ただし、Pythonに必要なDLLとかビルドしてるので、ファイルサイズはそれぞれ3MByteあります(爆
既にPython(2.6or2.7推奨)使ってる人や、lzh8_dec.exe持ってる人はソッチ使ってもOKです。
以下、デコード&結合はアップしたツールを使って説明します。
まずサンプルでカービィ3を使ってデコードと結合をしてみましょう。
必要なのはLZH8SF_kby3.romとLZH8SF_kby3.pcmの2つ、抽出してlzh8.exeとsnesrestore.exeと同じフォルダへ入れておく。
上画像見てもらえばやり方はわかる・・・と思う(ぉ
まずlzh8使ってROMとPCMをデコードして、デコードされたデータをsnesrestore使って結合する、と。
上で出来上がったkby3.smcはエミュや実機で音入りでゲームができるようになります(^-^)
DQ1&2、DQ3、スーマリワールドで正常に音入りROMデータとして出来上がることを確認しています。
ただし、チェックサムは合いませんw
サウンドデータもそうですが、それ以外でも違う箇所がありますので。
あ、Python自体がインタプリタなので、一つ一つの作業時間が少し掛かりますが我慢してください(^-^;
さて、やっと最後、鬼門のカービィDXです。
デコード方法は他と同じでいいのですが、PCMデータを結合するトコで今まで上手くいきませんでした。
で、ちょっと考えた結果、邪道かもしれないけど何とか結合できる方法が見つかりました。
上の画像はVCから展開したデータです。
展開方法は上で書いてるので書かなくてもわかるよね。
出てきたLZH8JCCJ.romとLZH8JCCJ.pcmをカービィ3と同じようにデコードします。
で、次に普通にPCMファイルと結合しようとすると、
こんな感じでエラーになります(笑
(Pythonから使う場合と多少画面の出力が違います)
このエラーを回避するには、PCMファイルを2個分くっつけてやります。
その後に結合してやると、カービィDXも晴れて音付きROMとして出来上がるのでした(^-^)
なんとなくエラー内容とスクリプト見て閃いて試したんだけど、まさかできるとは思わなかったよ(笑
そんなわけで、とりあえずDXもできたから、SFCの他のも同じ感じでいけるかなぁ、ということで。
・・・眠い
あ、一応書いておくか。
ツールの使用、ROMデータの取り扱いなど、全て自己責任でお願いしますです~