最近Wiiを触ってた関係で(?)、ず~っと放置してあった読み込み不良のWiiドライブを直す気になった。
ディスクによって正常に読んだり読まなかったり。
じっくり観察していると、どうもこのドライブは外円の読み込みが甘くなってきているみたいでした。
元々甥っ子が所持していた、Wii新発売と同時に買った本体(当然神機)のドライブ(GC2-DMS)なので、結構ヘタってきてるようです(笑
黒Wii買って用無しになったから引き取ってあったのねw
で、光学ドライブの修理の基本はピックアップ調整って事でやってみました。
まず丸で囲ったフレキシブルケーブル3本を注意してコネクタから外して、角で囲ったネジ2本を外す。
基板が外れるようになるので、丸で囲ったモーターのケーブルを切らないように引っ張り出して、アルミ板のネジを外す。
アルミ板の両サイド4箇所ツメで止まっているので細いマイナスドライバか何かで浮かせてアルミ板を持ち上げる。
その時、アルミ板の裏にフレキシブルケーブルがくっ付いてるので、切れないように注意しながら持ち上げます。
フレキシブルケーブルの根元付近にピックアップ調整ネジがあり、上写真で説明すると、ネジの左側の端子と、右側の下の端子間の抵抗値を計っておきます。
このドライブの初期値は800Ωでしたが、全てのドライブが同じかどうかはわかりませんので参考までに。
ネジを反時計回りに回すと抵抗値が下がりレンズの出力が上がります。
が、当然寿命は縮まりますので、調整は徐々に行いましょう。
下げすぎると出力が強すぎてレンズが直ぐにご臨終を迎えてしまいますし、逆にディスクを読まなくなってしまいます(^-^;
色々と触ってみた感じですが、600Ω程度(初期値から-200Ω程度)までに抑えたほうがいいかもしれません。
数値はあくまで参考値でお考えください。
MOD対策されたドライブでもピックアップレンズの調整ネジはあるはずなので読み込み悪くなったら試してみましょう。
で、現在このドライブは630Ωで安定してるかなぁといった感じで動いてくれてます。
もう少し抵抗値戻してもいいかもかなぁ、な感じ。
ってことで、ニンテンに修理出せないWiiとかは自力で何とかしましょう。
あ、今回のWiiはドノーマル機だから、もしかしたら無償修理してくれたかもしれないw
ドライブ変えられる可能性あるから出す気はサラサラ無かったけどね(笑
【追記】
その後のテストで2層ディスク(スマブラなど)が読めない事が判明(^-^;
ってことで、レンズの交換することに決めましたw
【追記2】
読み込み不良ドライブの他の直し方も参考に。
ピックアップレンズ調整の他にも、上写真で赤く囲った3箇所のトルクスネジを調整する事でディスクを読むようになる事もあるとか。
注意として、ここを弄った後にピックアップレンズを交換する場合、元の位置がわかるようにマジックでマークすることを忘れずに。