TSOPタイプの変換基板は以前作りましたが、PLCCタイプの変換基板も作れないかなぁ、と。
PLCC32pinデバイスは今でもそれなりに入手できるんだけど、ピンの形状が「J」だから、普通に扱う事考えるとアダプタ使用前提な工作になってしまう。
でもアダプタ作ると、PLCCソケット自体が厚い(薄いのもあるけど)のと、必然的に横幅が大きくなるから、ファミコンやメガドラのケース内に収めようと考えた場合使えないんですよね。
だから、強引にUEW線など使ってピンに直接はんだ付け、とかせざるを得ないわけで。
ので、何とかもう少し簡単に扱えるようにDIP(600mil)化できないかなぁ・・・と、考えて行き着いたのが下の形。
PLCC32ピンをDIP600milだと結構横幅の隙間が無いw
「J」のままでははんだ付けしにくいし、ピンを基板と水平に曲げたくても2面は無理だから、4面とも垂直に伸ばして挿すタイプにしてみました。
ピンを伸ばすと上の感じになる。
で、FlashROM載せると上の感じに。
作る前から寸法チェックしてたからわかってた事なんだけど、PLCCパッケージ自体の厚さがあるから、アイテムラボのピン使ってもファミコンだとケース内側に若干当たる(^-^;
メガドライブのカセットだと内側とツラツラで納まるっぽいw
ので、ファミコンで使う場合は抵抗などで余ったすずメッキ線使って少し低くなるようにすれば問題ない。
因みに基板厚は0.8mmで、FlashROM挿すと基板にピッタリ合わさる。
FlashROMのピンを伸ばす作業は必要だけど、UEW線を引き回すよりは楽になったかな(笑
DIP使用なPCBベースでPLCCデバイス使う場合は重宝できそうな感じ~