前回書いたWiiドライブのピックアップレンズの調整ですが、その後のテストでスマブラなどの2層ディスクを全く読まない事がわかりました(^-^;
そんなわけで、折角なので交換を考えておりました。
前記事が15日で、18日にDX見たら安かったから買ってみることに。
したら、今日届いた(笑
ピックアップレンズ3個と、序に2ndHandなドライブ(要するにリペア品)w
DXといえばいつも遅くて忘れたころに届くのに、今回はメッチャ早かったなぁ。
今までの最速だと思う(笑
で、とりあえずドライブを見てみる。
コントロールチップはGC2-D2E、忘れたので調べてみると、D2Eって元々黒つぶしされてたんですよね?
チップ周りには弄った痕跡があるね。
動作的には問題なく、2層ディスクも問題なく読めたので、とりあえずOK。
で、本題のレンズ交換を。
今回はドライブが初期のものなので、通称3350タイプのレンズを使います。
他にはホントに最近のWiiで使われてる(?)3355タイプというものもあるようです。
殆どは3350タイプかと思われるけど、どうだろう?
3350のフレキケーブルは上写真のようにL型なのに対し、3355のフレキケーブルはストレートだから、簡単に判断できるかと。
ある程度のバラしは前回を見ていただくとして、今回はレンズユニット取るためにテープを剥がす必要があります。
(因みにWii本体の分解はコチラね)
このテープは後で使うから丁寧に剥がして保管する。
アルミの保護カバーが完全に取れたら、、赤○のネジ2本を外す。
このネジはレンズのスライド用シャフトを固定してます。
次に、シャフト2本をドライブ後方へ引き抜くのですが、赤○のツメで引っ掛かって止まってるので、上へ持ち上げてシャフトを後方へスライドさせてやります。
大体でいいんですが、半分ぐらいシャフトを抜いたら、レンズユニットを中心のモーター側へスライドさせて外します。
すると、白い樹脂の部品ごと取ることができます。
とても軟弱な部品なので壊さないように注意!
この白い樹脂は使いまわすので、くれぐれも壊さないように、慎重にネジを外す。
これ壊れたらその時点で即アウトです(笑
(笑えないかw)
こんな感じになります。
で、新しいレンズユニットに取り付けます。
後は取り外した時と逆に組み立てますが、シャフトは上写真のように奥までちゃんと入ってるか確認します。
あ、シャフトには「多少」グリスを塗っておいたほうがいいかもしれません。
シャフトの取り付けが終わったら、レンズユニットが正常にスライドするか確認しておきます。
フレキケーブルを傷つけないように、アルミの保護カバーを取り付けます。
この時点ではまだテープ貼りません。
余分なフレキケーブルを、そ~っとアルミの保護カバーの中へ入れ、端子部分が丁度コネクタに刺さる長さにしておきます。
この時点でシールを貼っておきましょう。
ここ、一番重要です!
Wiiのピックアップレンズに限らないですが、新品で買ってきたレンズユニットは通常上写真左側のようにショートランド処理(静電気防止ね)というものが施されているようです。
ので、フレキケーブルを痛めないように、はんだを溶かしてショートしないようにしてやる必要があります。
これをしないと、壊れる事はないですが、Wiiの場合はモーターが回りませんので(笑
(実は取り忘れて動かなくてちょっと焦ったw)
最後、仮組みして動作テストをして、無事ディスクが動けば修理完了~(^-^)
ディスクチェックは通常のWiiディスク、2層ディスク、GCディスクを、縦置き、横置きでそれぞれテストして動けばほぼ問題ないかと思われます。
因みに今回修理したドライブで現在スマブラ1時間以上動いてるけど、今のところ異音なども無く正常に動いてるから、多分大丈夫でしょう(笑
って事で、レンズ調整でどうにも直らなかった場合、交換したほうが良いかもしれませんw
国内だとちょっと割高になってしまうのがちょっと、かな。
WiiUが発売されたからといって見捨てないで、可愛がってあげましょ~
あ、ソコの人、ディスクなんかツカワネーなんて言ったらダメよw
・・あ、しまった・・・付けないで組み立てちゃった・・・またバラさなきゃorz